こんにちは。スタッフのさいとうです。STUDIO京都卒業生のインタビューの様子をご紹介します。

今回ご協力いただいたのは・・・Webデザイナー専攻コースを受講された近藤 茜さんです！
デザインに自信がなかったデジハリ時代から成長、デザイン事務所でのインターンを経て見事Webデザイナーとして憧れの会社に就職をされました。
ぜひ、ゆっくり見ていってください！

プロフィール

お名前：近藤　茜 さん
受講コース：Webデザイナー専攻 フリーランススタートアップパック
お住まい：京都府京都市出身　4人家族
学校：京都美術工芸大学卒業
趣味：ゲーム（あつ森などをよくやってました）・ショッピング・カフェ巡り

大学時代は伝統工芸を専攻していて、授業では主に木彫刻などをしていました。卒業後は薬品会社の営業事務を3年ほどしていました。
本当はもの作りをする仕事がしたかったのですが、実際に就活してみると理想の仕事がなく、工房のインターンも思ったものと違って・・・すっかり就活迷子になってしまって。
最終的にはもの作りは趣味にして、とりあえず安定的な会社に入ろうと思い、製薬会社に就職しました。

デジタルハリウッドに入学したきっかけ

25歳の時、ルーティンワークの毎日で同じことばかりやっていて意味があるのかな、と転職を考えるようになりました。
人生こんな長いのに、毎日時計を見て就業時間を待って、土日でやっとゆっくりできて・・・どうせ仕事なんて人生ずっとやらなければならないんだし、もう好きなことした方がいいんじゃないかなって思ったんです。
そんなときにPaintというソフトを使って中学の時にブログを作った経験を思い出して、これはWebデザイナーに近いのかなって。それで挑戦してみたいなって思いました。
あと大学の時にある授業でボールペンで一筆書きで動物のモチーフを書くという授業があったのですが、そのときシシャモを描いたら周りの人に受けて、それがすごく印象に残っていたんです。人に見てもらって笑ってもらえたり、何かを感じてもらえたというのが嬉しかったんです。

ネットで調べて最初に出てきたのがデジハリでした。
やっぱりスクールに通うとなると金額がネックになるので、念のため他のスクールも資料請求して比較しました。でも他のスクールは営業が凄くて引いてしまって・・・。
デジハリに来て体験授業をしてみた時に、そういうのがなくて、スタジオの穏やかで黙々と取り組めそうな雰囲気とかも自分にしっくりきたので決めました。

映像授業の説明がすごくわかりやすくて、Photoshopの操作もあまり苦労することもなく、取り組みやすかったです。

デジハリの課題の感想

デザインを考えるだけで1週間くらいかかって、何回もやり直しました。
やっとデザインが完成し「褒めてもらえた！」「やった！」と思ったら、コーディングでボロボロになって・・・。
デザインが楽しすぎて凝りすぎたが故にコーディングのことを全然考えてなくて「初めてコーディングするのにこんな複雑なデザインにして良かったのかな・・・」って、後で後悔しました。（あるあるですね）なんかもう寝てる時に夢にコーディングが出てきて（笑）結構うなされていた時期があって。脳みその中に数字がいっぱいになって、パンパンになっていました。逆に完成したあとは達成感と同時に「もうこんな目にはあいたくないな」って思ったり、自分の中で色々と気づくこともあって良かったです。

最初は距離感がわからなくて不安もあったんですが、カリュキュラムが始まってみると、ついつい質問しすぎそうになったりして。それくらい頼りになるトレーナーさんだったなと思いました。
あと私の場合は途中からデザインを凄くやりたくなって、中間課題が終わった頃から色々と自主制作をしていて、そういったカリキュラムに関係ない作品でも添削して下さったので本当にありがたかったですし、それがあったから今の会社に内定がもらえたのかな、と思います。
人に見てもらうのって結構勇気がいるんですけど「どうせ近くにいらっしゃるから聞いてしまおう！」っていう姿勢がもてるようになったし、褒めてもらうことでモチベーションも上がりました。

卒業制作について

実際に私が通っている美容院のオーナーさんにお願いして、美容院のサイトを作らせてもらいました。
全体的な感想としては、あまり思い悩むことはなく、計画的に取り組めたかな、と思います。

JavaScriptの部分でクリックをすると画像を入れ替えたり、バナーをクリックすると別サイトに移動させたりする時に、トレーナーさんに「ここをクリックすることができる、という表示があったほうがいい」とアドバイスいただいたので、フワッとした動きをつけて、クリックする場所がわかりやすいように工夫したりしました。
期限ギリギリまでブラッシュアップをしていました。

デジハリに通う前と後

元々デジハリに通う前にブログでHTMLとCSSは触ったことがあったのでコーディングは百歩譲ってできるかなって気持ちはあったんですけど、美術大学に行ってた時からデザインに関してはずっと自信がなくて「私にはデザイナーは無理だろうな」って心のどこかで思っていたんですよ。
でもデジハリに通っているうちに、Webデザインについて何も知らなかったところから「もっとデザインを上手くなりたい!」と言う熱意みたいなものがどんどん出てきたので、ここに来て本当によかったなと思いました。

やっぱりトレーナーさんにフィードバックをもらえる環境とか、分からなかったらすぐ聞ける環境とか、そういったところで凄く心強さを感じましたし、空間として落ち着いた環境も整っている中で、自分のペースで通えたのが良かったです。

就職活動について

9月に卒業してから転職活動時期が長かったので、ポートフォリオはたくさん作っていて、最終的には18作品くらいになっていました。
未経験者OKのところはあえて送らず、そこの会社の制作実績を見て「ここに行きたい！」という会社にだけ応募しまくったので正直落ちまくりましたが、20社送って最終的には6社通過して、4社と面接することにしました。
そこであるグラフィックデザイン事務所でインターンをさせて頂けることになったんですけど、実はここで心身ともにボロボロになったんですよね・・・凄く厳しい環境でスパルタだったんです。まぁでもそのおかげで、未経験にしてはバナーうまいんじゃない？とか言われる様になりました。
デザインを見る目も肥えて、自分のポートフォリオサイトを見返したときに「なんだこれ！だめだ！」と思いました（笑）
それでもう一回ポートフォリオサイトをWEBデザイナーをしている友人やエンジニアの人にも添削をしてもらいながら、結構ガチガチに作り上げて「本当に自分の行きたい会社にチャレンジしたい！」ってなって、最後の挑戦と思って受けたのが今の会社なんです。通っていた母校のwebサイトを作ってる私にとっても憧れの会社だったので、内定をいただけた時は嬉しかったです。

あと就活で変わったことをしたといえば、Noteでサイト分析をしていたのでそれを面接の時に見せたりしてました。見て下さった方に「これからも続けてくださいね」って言ってもらえて凄く嬉しかったです。
近藤さんのNoteはコチラからご覧いただけます！

一日のスケジュール

デジハリには仕事を退職して週に３回くらいのペースで通っていました。
10時に起きて家のことをしてから食事を済ませてデジハリに行くという生活で、残りの日は家で制作活動をしていました。
こちらは、近藤さんがWebデザイナー専攻を学習していた時のある日の一日です。

目標と取り組み

まずは与えられた仕事を的確にできるように頑張って、コンテンツページやLPのデザインをたくさんこなして、最終的にはデザインもライティングもできるようになWebデザイナーになるのが目標です。よくある煽り広告とか嘘の情報を書いたりして集客したりとか、そういうのはあまりよくないなって思うので、本当にお客さんが求めているものとか、見た目や情報だけではなく、心に響く言葉選びができるようになりたいです。

仕事以外でやりたいことは一人暮らしをして好きなインテリアを買いまくって綺麗な部屋にしてインスタに投稿しまくる！です。

検討者へのアドバイス

しんどいこともあるかもしれないけど楽しく感じるところを見つけて頑張ってください。
webの業界って幅広いので、やりたいことがすぐに見つかる人はなかなかいないと思うんですよね。私も最初インハウスデザイナーかなって思っていたけど結局制作会社のデザイナー専門になったので、あんまり視野を狭くしすぎずに、自分を苦しめずに余裕を持っていろいろなことに興味を持って好きなものとか見つけられたら、いいんじゃないかって思います。
インターンをしていたグラフィックのデザイン事務所にいた時とてもしんどかったんですが、それでも仕事は楽しかったんですよ。母からも「やっぱりデザインの仕事向いてんちゃう？」って。やっぱり、好きな仕事を選ぶだけで自分の気持ちも全然違ってきて、意外と給料と勤務時間だけで自分の生活って決まらないなって思って。(凄いいいこと言ってる・・・) まぁ、こういう人がブラックに捕まるんですけど（笑）

さいごに

いかがでしたでしょうか？未経験からWebデザインを学び厳しいインターンを経て、憧れのWebデザイナーとして就職された近藤さんのお話でした！
前向きにデザインの学習に取り組み、一度は諦めかけた会社から見事内定を掴み取った経験はブラボー！としか言いようがありません。今後のご活躍を応援しています！
近藤さんが受講された”Webデザイナー専攻コース” は未経験の方でもWeb制作をはじめられるコースです。カリキュラムやコース内容について、詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。