こんにちは、スタッフのわたやんです。
今回、インタビューを受けてくれたのは原田 真幸さん（Webデザイナー専攻　修了）

入学当時は大学3年生、デザイナーを目指す彼女が大学とWスクールでWebデザインを学び、Web制作会社へ就職内定するまでを伺いました。

デザインに興味を持ったきっかけ ー ロンドンの街に魅せられて

私、デジタルハリウッドSTUDIO京都（以下、STUDIO京都）に入学する少し前までロンドンに1年間留学していたんです。留学中、周りにグラフィックデザイナーが多くて、一緒に展覧会や美術館に行くうちに触発されてしまって、デザインを学びたいと思うようになりました。もともと“何か作る仕事がしたい”と思っていたのが影響したのかもしれません。
ロンドンはデザインの街って感じで、無料で行ける美術館や博物館がたくさんあるんですよ！

大学を辞めて、デザインを専門的に勉強できる学校に入ろうかとも考えました。でも、私が今からデザインを勉強しはじめても、既に4年やってきた人と比べられたら確実に負ける気がする…。何か自分の強みがないかな？って考えて、私は普段からPCをよく使うので、Webデザインならいけるんじゃないか？って思ったんです。

受講期間中にWeb制作会社のインターンに参加

STUDIO京都で開催されていたイベントが縁で、株式会社キノトロープさん（https://www.kinotrope.co.jp/）のインターンに参加しました。その時は就職について何も考えてなかったですね（笑）
何かするならデザイン関係の仕事とは思っていましたが、そもそも自分に何が出来るのかよく分からなかったというのが正直なところです。キノトロープさんのイベントに参加したときに、「（インターンに）来ていいよ」と言われたので、面白そうだなぁと思って行きました。そんな感じで行っちゃったんです（笑）

短い期間でしたが、デザイナーやエンジニアのミーティングを見学したり、クライアントさんとの打ち合わせにも同席させてもらいました。働いている皆さんが活き活きされていたのが印象的でした。働いている人がつまらなそう、というか嫌々やってるように見える仕事だけはしたくない！と思っていたので、お仕事を楽しんでされていたことがすごく印象に残りました。

その後の就職活動について

実を言うと、もともとは大学を卒業してすぐに就職する気はありませんでした。卒業後はデザイン系の学校に行くか留学するか、いろいろ考えようと思っていたんですけど、インターンに参加したときに、”本当にデザイナーになりたかったら就職した方が良いよ”ってアドバイスをもらったんです。実践でしか学べない何かがあるんだ！と思い、就職しようと決めました。

インターンに参加したあと、他の業種も色々見て回りましたよ。デザインに全く関係ない業種の合同説明会にも参加しました。でも全然心に響かなくて…
皆が楽しそうに仕事している会社って、そんなに多くないんだなって気づかされました。半年くらいは色んな会社を見て回って、最終的にインターンに参加させてもらったキノトロープさんに改めて面接をお願いして、無事採用の内定をいただきました。

デザイナーになりたい！でもデザインって難しい。

STUDIO京都に入学したての頃は、Web業界にどんな仕事があるのか分かっていなかったので『デザイナー以外にもあるんだ、コーディングも良いなぁ』なんて思っていましたが、卒業してからは改めてデザイナーになりたいと思っています。でもデザインって本当に難しいです。未だに何が正解なのか分かりません。世の中いいデザインでいっぱいです（笑）何かしっくりこない、でも何が違うのか分からない…どうすれば良いんだろう?って考えながら、最近も制作を続けています。

実は今もインターン行ってます

採用の内定をいただいてから、別の制作会社でインターンとして働きはじめました。主にデザインのお仕事をさせてもらっています。STUDIO京都で半年間学んで、無事就職先も決まりましたが、そのあと何もしなかったら忘れてしまう気がしたんです。何か続けないとと思って。
あと、実は就職先が決まった実感がまだあまりなくて…。入社していったい私に何が出来るんだろう…とちょっと不安なんです。今は、何か一つでも仕事ができたら自信がつくのかなと思って、とりあえずインターン先で頑張ってます！

デザインに興味を持ち始めてから、約1年でWeb制作会社への就職内定を決めた原田さん。
いつも前向きに、時には出会った縁に身を任せて、常に変わらないのは彼女の真面目さでした。
インタビューの最後には、今も勉強を続けています！と語ってくれていましたが、いろいろ試行錯誤しながら真面目にデザインに向き合う姿勢がとても印象的でした。原田さんの今後の活躍を応援しています！