
今回は、STUDIO京都Webデザイナー専攻卒業生のインタビューの様子をご紹介します。
今回ご協力いただいたのは…Webデザイナー専攻+WordPressの学習と、京都校でのみ受講可能なバナー制作実案件を受講。
大手企業の営業職を退職して学習に専念し、見事Web業界7社から内定を獲得されたJ.Oさんです。
「本当にWebデザイナーに学習したらなれるの?」「オンラインのみの学校となにが違うの?」とぼんやりと学習や業界に興味を持っている方をはじめ、業界が異なる方にもぜひ読んでいただきたいインタビューです。京都校オリジナルのコース、バナー制作実案件講座に興味のある方もぜひご覧ください。
プロフィール
プロフィールをお聞かせください。
受講コース:Webデザイナー専攻
名前:J.Oさん
出身:京都
生まれてからちょいちょい移動はしてますけど京都府内にずっと住んでいます。
結婚してからも変わらず京都かな。娘が今1歳半で、奥さんに似ていてとても可愛いからずっと一緒にいたいのが悩みです。娘が最初に話す言葉は「パパ」を狙っていたんですけど、パパでもママでもなく全然違う言葉を喋っていました(笑)
趣味は旅行と植物育てることと、スパイスカレーを作ることかな。
スパイスカレーに大学の頃はまっていって、いろんなお店に食べに行って、そのうち「家でも作りたいな」ってなって始めました。玉ねぎをみじん切りにして、まじでリアル4時間ぐらい煮込むんですけど…お店で提供できるくらい美味しいもの作れるようになった、と自負してます!
前職はどういったお仕事をされていましたか?
有名なキーエンスなどの業界です。ファクトリーオートメーションっていって、大雑把にまとめるとコンピューター制御技術を使って生産工程を自動化します、という業務の営業職でした。
最初、入社から2年ぐらいは兵庫県担当になって。3年目から岡山と鳥取が追加で、そのあと最終的には山口、島根ぐらいまでの担当をやってました。週5で出張行っている状態でした。仕事のやりがいとしては、自分で言うのもあれなんですけど、営業成績は良かったんですよ。契約をしてもらうために、ある程度勝ちパターンみたいなものがあると思うんですけど見つけることができれば多分どの営業でも通じる。
僕はどちらかというとロジックな方なんで、組み立てて分析してやる。実践を踏まえてパターンをいくつか研究して出して、が嫌いではなかったです。

デジタルハリウッドに入学したきっかけ
デジハリを選んだ理由は?
そもそもメーカーに関する業界に入ったのは、ものづくりが好きやったからです。営業でお客さんと仲良くなったら「こういう商品ないの?」とか、「これ作れないの?」とか言われるんですけど、あくまで窓口なんで、自分で作れないんですよ。じゃあ自分で何か形にできる仕事の方が自分は多分向いてるなって思って。それが何やったらできるかってなった時にWeb系の仕事やったらなんとかいけるんじゃないか、と。メーカーとかの技術者とかやったら絶対理系出身じゃないとだめなんで、営業でかつ文系出身ならWeb系の仕事やったらなんとかいけるんじゃないかなっていうので、最初は独学で学んでいました。
本買って書いてある通りにやってみて、もっとやってみたくなってオンラインでなにか受講してみよう!と思って調べたらコースが一杯ありまして。ようわからんまま、「バックエンドできたらカッコいいかな」と適当な理由でPHPのコースやってみたら難しすぎました(笑)
「もうこれはまずJavaScriptやわ」と感じて、そっちから始めたけど分からない事が多くて、聞きたい時に聞けない環境、何が正解かがわからない。本をみても「正解かな、どうかな」と疑問で終わるし、調べてもなにが正しいかもわからない。
なので通学できるスクールを探していたらデジハリを見つけて、京都にも校舎があったんです。
ほぼ口コミで決めました。ほかのスクールもまとめサイトにはあったけど、上位にデジハリが多かったから大丈夫かな、とも思っていたし。
僕はもうある程度体験とかせずとも心は決まってたんで、すぐ申し込んだみたいな感じでしたね。
バナー制作実案件のコースはどうでしたか?
バナー制作実践案件は、これマジで受けてよかった!
WebデザイナーコースのPhotoshopとかIllustratorって、基礎は学ぶけど、実践的なやつあんまりないんで。Figmaとかコーディングに入ったら忘れるんです。けど、実案件の学習はもうほぼPhotoshopしか使わないんで、嫌でも覚える(笑)
だからそれまでもう、1個の画像を切り抜くのに、5分ぐらいかかってたのが、もう何秒とかでできるみたいな。それとあとカーニングとか操作に抵抗がなくなった。作品はポートフォリオに載せて、実践案件の1つになるし。
Webデザイナーとかに、転職をされたい方は受けた方がいいと思います。
ソフトのスキルや考え方も身につく。クライアントが実際にいるんで、そこに対してじゃあどういうふうに持っていくみたいな、組み立て方も身に付く。あとは作ったやつが実際に就活で使えちゃうんで時短になります、単純に。
▼バナー制作実案件って何?(2025年11月生募集中)▼
https://studiokyoto.jp/article/event/3307/

J.Oさんが2ヶ月目に作られたバナー制作実案件の作品
卒業制作について
卒業制作はやってみてどうでしたか?
大学のカレーにはまっていたころに通ってて、おいしいな!と思っていたカレー屋さんに、飛び込みで「作らせてください!」とお願いして作らせてもらいました。お客さんで通っていたけど、店長さんとは話したこと無かったのでその時が初めてやったんです。めちゃくちゃいい人で…営業終了時間間際まで人気なんですよ。だから終了間際まで待っていました。その日も閉店時間から40分ほど待って、営業終了後に声をかけさせてもらった。そしたら、「メールとかだと手間がかかって大変だろうから、LINEでわからんこと全部聞いてくれ。」ってLINE交換してくれて!本当に卒業制作で作ることを快く引き受けてくださって感謝しています。
作った卒業制作としては「シンプルだけどクセのあるサイト」を制作しました。
配色とフォントにかなり気を配って、湯気のでる動きをつけて、カレー屋感がでないサイトだけど、ひと目でカレーの口にさせたかった。ずっとJavaScriptでエラー起こりまくって泣きそうでした、ほんまに…
▼卒業制作▼
https://jumpeioka.jp/portfolio/demachikaravinka/
※現在調整中の参考サイトとなります。メニューなど公式Instagramをご参照ください。
一日のスケジュール
来校されていたときの一日のスケジュールをお聞かせください。
仕事を退職して転職活動している間のデジハリに通っていた日のスケジュールです。
娘の方が早起きな生活でした。デジハリから帰ってきた後も夜遅くまで勉強したりしていたので、育児しながら支えてくれた奥さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
デジタルハリウッドに通ってみてどうでしたか?何か得たものなどあれば教えてください。
僕はすごく学びやすかったかな。自分のわからないこととか、興味のあることとか聞いたら返してくださいますし、なんかむしろそこを掘ってったら、聞けへんかったことまで教えてくれた。で、そこにまた気付いて、次また深い質問ができるみたいなっていうなんか、サイクルができてたんで、僕は良かった。
だから多分ほんとに意欲がある人だったら学びたいし、きちっと明確に就職したいとか目的がある人は、絶対成長できる環境は整ってるかなと思います。質問して、嫌がられることもないんで!
学習した結果、就職活動で40社応募して書類は3分の1ぐらい通過して7社から内定もらえました。

今後の目標
今後の目標について教えてください。
一旦コーダーアシスタントからスタートなんで、一人前にはなりたいかな。せっかくやったら、コミュニケーション能力を活かしたいなと思ってるんで、お客さんのやりたいことを忠実にスキルで実現できるようにしたい。
コーダーアシスタントですけど、Photoshopとかそういうのも使ったりとかできるんで、最終的にはデザイン、コーディング、ディレクション全部できたら、強いかなって思ってます。あとPHPとか、あの辺を学んでいきたいなあと思ってます。
検討者へのアドバイス
これから受講を検討されている方に何かアドバイスはありますか?
一言で言うと、まずデジハリ京都に相談(説明会)しに行くといいと思います。
多分僕もそうなんですけど、まあわからんこといっぱいやと思うんで。「そもそもほんまに未経験でなれるんかな?仕事できるんかな?」とか。で、そういうのっていっぱい調べたら「未経験からWebデザイナーになれますよ」みたいな、まとめサイトとかもいっぱいあるし、YouTubeもいっぱいあるし。「ほんまなんか?」 ってなる。
で、結局その先に色々あんのが、フリーランスなんですよ。そうなると、ほんまに現時点の環境が嫌な人とかって「家でそんなやりたいこと仕事できて、めちゃくちゃいいやん!」だけ一人歩きしがちで。
けど実際その必要なスキルでちゃんとPhotoshopとかIllustratorとか、コーディングもできないとダメだし、そういうことって、自分ちゃんと適性合ってるの?みたいな。多分そっちがわかってなくてリンクしてない人多いんじゃないかなと思います。
割と僕も最初はそれから入ったので、まずは聞いてみて現実を教えてもらうのも大切です。
現実問題とのギャップを埋めたほうがいいし、やりたいことと、実現するためにはどうすればいいかを一回デジハリに来て、体験して。不安とか解消して挑むほうがいい。そっから決めたほうが、途中で諦めることなく続きやすいです!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
明るさと愛嬌あふれる素直なお人柄で、真摯に取り組むことができるJ.Oさん。
「ぼんやりとした希望でもクライアントが望むことを、コミュニケーションを活かしてひきだし、形にしたい!」という信念がどの学習作品からも伝わってきました。
これからも沢山の人から愛され、クライアントに寄り添うWebデザイナーとしてのご活躍を心より応援しています。
J.Oさんが受講された”Webデザイナー専攻コース” は未経験の方でもWeb制作をはじめられるコースです。
「実際のWeb業界についてまずは知ってみたい」「本当のところはどんな実情があるんだろう?」と聞いてみたい、という状況の方もまずはぜひお気軽に説明会にお越しください。