こんにちは。スタッフのひよりです。
今回は、STUDIO京都Webデザイナー専攻卒業生のインタビューの様子をご紹介します。
今回ご協力いただいたのは…
Webデザイナー専攻グラフィック経験者プランを受講された記伊 ゆかりさんです。
「なんとなくWebデザインに興味がある」そんな思いでデジハリに入学。Webデザインを学ぶことで、「なんとなく」から「これがやりたい!」という明確な目標に変わりました。そして、自分のやりたいことを見つけ、それができる仕事へと見事に転職を成功させました。
そんな記伊さんのお話を、じっくりとご覧ください。
プロフィール
プロフィールをお聞かせください。
受講コース:Webデザイナー専攻
名前:記伊 ゆかり さん
出身:佐賀
小学生の時から絵を描くことが好きで、嵯峨美術短期大学に進学のため京都へ来ました。
漫画の絵やイラストを描くことが好きで、大学生まで描いていました。
京都で好きなところは京都市京セラ美術館です!
気がむいたときに行くことができることは嬉しいですし、期間限定ではありますが、有名な画家やデザイナーなどの
絵画や作品を集めた展覧会が毎年開催されてます。
それらを観に行くのが楽しみです。
以前はどのようなお仕事をされていましたか
大学生の就職活動の際、デザインの仕事を探していたのですが、なかなか見つからず…仲居のアルバイトをしていました。接客業も結構好きで、目の前のお客様に喜んでもらえることにやりがいを感じていました。
その後、別の場所で正社員として仲居をしていましたが、印刷会社に転職しました。印刷会社では9年間働き、主にスーパーのチラシを作っていました。スーパーのチラシはすべてではないかもしれませんが、ほとんどは印刷会社が作っています。
スーパー側から「Aのお菓子 ○○円」や「野菜 ○○円」といったリストがFAXで送られてきて、それに画像をつけたり効果的な文字を入れたりしていました。そのため、広告の写真は実物を撮ったものではなく、「写真はイメージです」と必ず記載しなければなりませんでした。
印刷会社の後は、シルクスクリーン印刷に関わる仕事をしていました。シルクスクリーンはあまり聞きなじみがないかもしれませんが、わかりやすく言うと、私たちが普段使っているTシャツや長袖、トートバッグなどの柄をプリントするための版を作る仕事です。この仕事を2年間続けました。
デジタルハリウッドに入学したきっかけ
デジタルハリウッドに入学したきっかけを教えてください。
仕事をしているうちに、やっぱりデザインに関わる仕事をしたいな、と強く思うようになってきたんです。
印刷会社に勤めている頃からWebに興味はあったんですよ。少しだけ。「Webってどんなものだろう。機会があったらやってみたいな。」くらいですけど。単に興味があったんです。
それで検索したらデジハリがでてきて。なんでデジハリかってあんまり深い意味はなくて直観的に選びました。それで説明会を聞いて、自分はグラフィックもすでにやっていたので、グラフィック経験者プランのあるここが最適かな、とおもって入りました!
PhotoshopやIllustratorは大学の時から扱っていましたので、コーディングあたりから学べることが良かったです。
卒業制作について
卒業制作はどんな作品を作りましたか?
20代のときに働いていた料亭の架空リニューアルサイトを作りました。一番こだわったところは「たけのこ会席をアピールするところ!」です!料亭がたけのこ料理で有名なんです。老舗なのでその伝統をどう表現するか、そういったところをこだわりました。
技術面では、コーディングで苦戦したところが多かったです。たとえば、文字の背景に画像を配置すること。それに苦戦した記憶があります。かかった時間は、仕事終わってから毎日通って、土日もほとんど来て……え、どれくらいだろう。正確な数字はいえないんですけどざっと大体100時間くらいはかかっていたんじゃないかなと思います。仕事との両立なのでハードでしたけど、自然とやめたいとは思いませんでしたし、デザインの仕事がやりたい!とむしろやる気になりました。
卒業制作などの制作物は記伊さんのInstagramにて情報発信されています。
https://www.instagram.com/yukari_k_design/
一日のスケジュール
来校されていたときの一日のスケジュールをお聞かせください。
記伊さんがWebデザイナー専攻を学習していた時のある日の一日です。
平日はお仕事が終わってから夜間に通われていました。
休みの日は夕方から最後までデジハリ京都で勉強をされていました。
デジタルハリウッドに通ってみてどうでしたか?何か得たものなどあれば教えてください。
Webデザインを学ぶ事が本当にすごく楽しかったです!
意外にもデザインよりもコーディングがすごくおもしろく感じたんです。自分の中で最初はWebやるときに、「HTML……?CSS……?」と、理解できるんかなと不安があったんですよ。でも、実際にやってみてコードを書いてそれがちゃんと形になって表示されるのが自分の中で「面白いな!」って。カンプ図をみてコードを書いて、書いた通りに画面に表示されることが自分としてはやりがいを感じましたね。
難しかったですし、いろいろと苦戦したところもありましたけど最後はちゃんと形になる、っていう達成感!そういうことが味わえて良かったです。デザインすることもコーディングすることも全部楽しかったです。
わからないことはトレーナーにすぐ聞ける環境も良かったです。自分のペースで進めることもできるし、気軽にスタッフにも「今こんな状況なんです!」と話せるところとかも良かったです。
なんとなくやってみたいな、という思いから始めましたが実際にやってみて、「私がやりたいことはこれだ!」ってデジハリに通ってみて芽生えた、というか気持ちが強くなりました。
自信にも繋がったんじゃないかな、と思います。やり抜いた、という自信が自分の中では強いですね。私はこれをしっかりとやってスキルを身につけた!っていう自信がつきました。
いろいろと勉強して、忙しい中でも時間をみつけて通っていたから、そういう経験が自信に繋がっているとも思いますね。
今後の目標
就職おめでとうございます!就職活動やお仕事について教えてください。
胡蝶蘭や盆栽をネットショップで販売しているお花屋さんです。今の会社でようやく自分のやりたいことに近づけたな、って思います!仕事は主にデザイン+サイトの更新やバナーのデザインを担当しています。御室仁和寺までサイトに掲載する写真を撮るために盆栽をもって撮影にいったりSNSに掲載するキャンペーン画像の制作をしています。職場はありますが、リモート勤務も一部可能です。ON/OFFつけやすくて、どこまでするか自分で決められます。
就職活動としては会社の下調べをしっかりやっておくことは本当に大切ですね。紙媒体が中心なのかWeb媒体が中心なのかなど。
転職サイトを使って転職先をみつけましたね。大体2か月くらいで決まりました。ポートフォリオを1から自分で作ったのと、卒業制作の作品が結構効いて書類通過率が高かったのかな?と思います。実際に面接してもらった会社から「卒業制作を見て会ってみたいと思った」と言われ、興味を持ってもらえたことがすごい嬉しかったです。
ECサイトのお仕事は大半書類選考通過してました。感覚としては書類選考は例えるなら50社中10社は通ったかな、という感じです。
今後の目標はなんですか?
フリーランスで独立してWebデザイナーとして働くことが今後の目標です。デザインからコーディングまで請け負いたいです。できれば3年後くらいに叶えられたらな、とおもいます。叶えるために、フリーランスマッチングサービスのコンペに応募したり、バナーの本の練習問題をやってみたり……毎日2、3時間仕事以外でパソコンに向き合ってます。自分のペースでやっていくのがいいのかな、と思います。ほかの人と比べてしまうことはあるんですけど、その人はその人なりに頑張ってきた道程があるでしょうし。焦らずやっていくのがいいと思いますし、やっていきます。
検討者へのアドバイス
これから受講を検討されている方に何かアドバイスはありますか?
デジハリはすごく良いです!Webを本気で、もしやりたいっていう人には、ぜひデジハリに来てほしいです。やりたいことがWebデザインならぜひ来てほしいです。受講どうしようかな、って悩む人に関しては「行動あるのみ」だと思います。あまりアドバイスになってないかもしれないけど……。やっぱり自分の人生に関わること=悩むってことですしね。なんだろう、うまく言葉にはできないけど……卒業制作をつくるっていう経験をしてほしいなって思います。
自分で架空のサイトでもいいので実際に作ってみてほしいと思います。チャレンジしてほしいなっておもいます。ぜひとも!
卒業制作っていうのは自分の中でやっぱり大きかったから。1から自分でサイトをつくって完成させて。その経験を積んでほしいです。
悩んでいるなら今が決断するときです!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今まで培ってきたグラフィックデザインのスキルに加えてコーディングのスキルも身につけられた記伊さん。
自分のやりたいことをみつけ、希望の仕事へと転職を叶えられました。
「私がやりたいことはこれだ!」「自信にも繋がった」とぱっとした笑顔から、この先も自信をもって道を力強く歩んでいくお姿がみえました。
これからも数多くのご活躍を応援しています!
”Webデザイナー専攻 グラフィック経験者プラン” はグラフィック経験がある方向けのWeb制作コースです。カリキュラムやコース内容について、詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。